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  • 2024年6月30日
  • 2024年6月30日

GIVE&TAKE

この本では人間の特徴を ギバー(与える人)とテイカー(受けとる人)とマッチャー(バランスをとる人)の3パターンに分類して説明されています。 ・ギバーは見返りなど関係なしに先に人に与える。助けた人がお返しをしてくれると考えない(恩送りの思想)。特徴とし […]

  • 2024年6月16日
  • 2024年6月16日

M.F.アレン菌根の生態学

細菌、アーバスキュラー菌根菌(AM菌)資材が流行っているので読んでみました。AM菌は昔、VA菌とも呼ばれていたのでこの本ではVA菌と表記されています。 植物の様々な科に見られる植物と菌類の相利共生は、最も重要で最も理解されていない生物学的結びつきの一 […]

  • 2023年7月26日
  • 2023年7月26日

炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】 植物vs.ヒトの全人類史 (夏井睦) 

著者は 「ヒトは糖質を食べるように進化してない。」と炭水化物は不要だと主張しています。 個人的には「そんなことあるはずない」と思いますが、これを読んで少し考えがゆらぎました。 狩猟採集時代のヒトの食性、インスリンやドーパミン視点での仮説を読んでいたら […]

  • 2023年7月7日
  • 2023年7月7日

沈黙の春(レイチェル・カーソン)

有機農業に関わっていたらよく目にする本です。 1962年に出版された「沈黙の春」は、当時の農薬の乱用による環境問題について警鐘を鳴らした本です。 科学哲学への招待(野家啓一)には「この本が出版された1962年はクーン『科学革命の構造』が出版された年で […]

  • 2023年6月27日
  • 2023年6月27日

炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限から見た生命の科学(夏井睦)

ご飯などの炭水化物、糖質を否定する話。 「人はもともと肉食動物」 「肉や魚などのタンパク質消化にいいがご飯や麺類はいつまでも胃の中に留まっている」 「血糖をあげるからダメ」「炭水化物がなくても糖新生で作りだせる。」 「脳のエネルギーはブドウ糖でなくて […]

  • 2023年6月26日
  • 2023年6月26日

食欲人(デイヴィッド・ローベンハイマー , スティーヴン・J・シンプソン)

聞き覚えのある作者だと思っていたら以前読んだ「科学者たちが語る食欲 食べすぎてしまう人類に贈る食事の話」のリメイク版でした。 なので感想はこちらに↓ 科学者たちが語る食欲 食べすぎてしまう人類に贈る食事の話(デイビッド・ローベンハイマー、スティーヴン […]

  • 2023年6月25日
  • 2023年6月26日

葬られた「第二のマクガバン報告」(上巻)(T・コリン・キャンベル , トーマス・M・キャンベル)

「栄養学分野のアインシュタイン」と称される世界的権威。T・コリン・キャンベルの著書。上、中、下巻あるうちの上巻です。 「正しく食べることこそが、あなたの命を救う」 と著者は主張しています。 著者が手掛けた「史上最大の疫学調査」と呼ばれる「チャイナプロ […]

  • 2023年6月21日
  • 2023年6月21日

有機農業と慣行農業 土と作物からみる(松中照夫)

「土壌学基礎基礎」など難易度の高い本も書かれている有名な農学者の本なので身構えましたが、読みやすい本でした。 冒頭で「農産物を同じように生産しているのに、慣行農業を営む農家が形見の狭い思いを持つのは不幸なことだとつくづく思った。」と書いてありますが、 […]

  • 2023年6月16日
  • 2023年6月16日

遺伝子―親密なる人類史(シッダールタ・ムカジー)

オーディオブックで聴きましたが、標準速度では30時間にもなる長編でした。遺伝学の歴史から現代の遺伝子研究まで幅広く取り上げてあって面白くもあり、考えさせられる本でした。 前半はでは、偉大な科学者たちの物語。 生物学ですら苦手だった若き日のメンデル。 […]

  • 2023年6月14日
  • 2023年6月14日

アメリカ小麦戦略と日本人の食生活(鈴木猛男)

アメリカの小麦戦略が日本の食生活に与えた影響やその背景が詳しく説明されています。 「世界のパン籠」と言われるアメリカは常に大量生産し続けなければならない状況になってしまっていますが、大戦の終結から1953~1954年の大豊作により大量の余剰作物がでて […]