- 2023年7月26日
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炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】 植物vs.ヒトの全人類史 (夏井睦)
著者は 「ヒトは糖質を食べるように進化してない。」と炭水化物は不要だと主張しています。 個人的には「そんなことあるはずない」と思いますが、これを読んで少し考えがゆらぎました。 狩猟採集時代のヒトの食性、インスリンやドーパミン視点での仮説を読んでいたら […]
著者は 「ヒトは糖質を食べるように進化してない。」と炭水化物は不要だと主張しています。 個人的には「そんなことあるはずない」と思いますが、これを読んで少し考えがゆらぎました。 狩猟採集時代のヒトの食性、インスリンやドーパミン視点での仮説を読んでいたら […]
有機農業に関わっていたらよく目にする本です。 1962年に出版された「沈黙の春」は、当時の農薬の乱用による環境問題について警鐘を鳴らした本です。 科学哲学への招待(野家啓一)には「この本が出版された1962年はクーン『科学革命の構造』が出版された年で […]
ご飯などの炭水化物、糖質を否定する話。 「人はもともと肉食動物」 「肉や魚などのタンパク質消化にいいがご飯や麺類はいつまでも胃の中に留まっている」 「血糖をあげるからダメ」「炭水化物がなくても糖新生で作りだせる。」 「脳のエネルギーはブドウ糖でなくて […]
聞き覚えのある作者だと思っていたら以前読んだ「科学者たちが語る食欲 食べすぎてしまう人類に贈る食事の話」のリメイク版でした。 なので感想はこちらに↓ 科学者たちが語る食欲 食べすぎてしまう人類に贈る食事の話(デイビッド・ローベンハイマー、スティーヴン […]
「栄養学分野のアインシュタイン」と称される世界的権威。T・コリン・キャンベルの著書。上、中、下巻あるうちの上巻です。 「正しく食べることこそが、あなたの命を救う」 と著者は主張しています。 著者が手掛けた「史上最大の疫学調査」と呼ばれる「チャイナプロ […]
「土壌学基礎基礎」など難易度の高い本も書かれている有名な農学者の本なので身構えましたが、読みやすい本でした。 冒頭で「農産物を同じように生産しているのに、慣行農業を営む農家が形見の狭い思いを持つのは不幸なことだとつくづく思った。」と書いてありますが、 […]
オーディオブックで聴きましたが、標準速度では30時間にもなる長編でした。遺伝学の歴史から現代の遺伝子研究まで幅広く取り上げてあって面白くもあり、考えさせられる本でした。 前半はでは、偉大な科学者たちの物語。 生物学ですら苦手だった若き日のメンデル。 […]
アメリカの小麦戦略が日本の食生活に与えた影響やその背景が詳しく説明されています。 「世界のパン籠」と言われるアメリカは常に大量生産し続けなければならない状況になってしまっていますが、大戦の終結から1953~1954年の大豊作により大量の余剰作物がでて […]
2009年に出版された「心臓病は食生活で治す」のリメイク版。 血管にダメージをあたえる根本原因である食事を改善したら、心臓病も脳卒中も回復可能だと主張されています。 エクササイズやストレスの低減よりもとにかく「食事」が重要だそうです。薬で下げるもはた […]
この本は、自然栽培について科学的なアプローチで解説しており、勉強になりました。特に根粒菌やAM菌の働きによって、窒素やリンを入れなくてもある程度の栽培が可能であることが想像できました。 また、自然栽培の方法として土壌中の蓄えられたリンを利用するという […]