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  • 2023年6月16日
  • 2023年6月16日

遺伝子―親密なる人類史(シッダールタ・ムカジー)

オーディオブックで聴きましたが、標準速度では30時間にもなる長編でした。遺伝学の歴史から現代の遺伝子研究まで幅広く取り上げてあって面白くもあり、考えさせられる本でした。 前半はでは、偉大な科学者たちの物語。 生物学ですら苦手だった若き日のメンデル。 […]

  • 2023年6月14日
  • 2023年6月14日

アメリカ小麦戦略と日本人の食生活(鈴木猛男)

アメリカの小麦戦略が日本の食生活に与えた影響やその背景が詳しく説明されています。 「世界のパン籠」と言われるアメリカは常に大量生産し続けなければならない状況になってしまっていますが、大戦の終結から1953~1954年の大豊作により大量の余剰作物がでて […]

  • 2023年6月14日
  • 2023年6月14日

2018年某大学生に「丹波市と有機」について話したレジメ

2018年のデータです 有機農産物の定義 ・慣行栽培・・法的に決められた範囲内での農薬、化成肥料を使用して栽培する方法 ・特別栽培・・農薬、化成肥料の使用量を、慣行の半分以下に減らして栽培する方法 ・栽培期間中農薬不使用栽培・・俗に「無農薬」といわれ […]

  • 2023年6月11日
  • 2023年6月11日

血管をよみがえらす食事(コールドウェル・B・エセルスティン・Jr.)

2009年に出版された「心臓病は食生活で治す」のリメイク版。 血管にダメージをあたえる根本原因である食事を改善したら、心臓病も脳卒中も回復可能だと主張されています。 エクササイズやストレスの低減よりもとにかく「食事」が重要だそうです。薬で下げるもはた […]

  • 2023年6月7日
  • 2023年6月7日

ここまでわかった自然栽培(杉山修一)

この本は、自然栽培について科学的なアプローチで解説しており、勉強になりました。特に根粒菌やAM菌の働きによって、窒素やリンを入れなくてもある程度の栽培が可能であることが想像できました。 また、自然栽培の方法として土壌中の蓄えられたリンを利用するという […]

  • 2023年5月31日
  • 2023年5月31日

地球農学の構想(川田薫、川田肇)

この本は、栄養元素としてのミネラルとは違った視点でのミネラルの重要性に焦点を当てた内容で、非常に興味深い内容でした。 著者は、ミネラルが私たちの身体を構成し、岩石由来のミネラルから生まれていることを強調しています。これによって、ミネラルが生命体の誕生 […]

  • 2023年5月1日
  • 2023年6月4日

土の文明史(デイビッド・モントゴメリー)

農耕と土はどのような歴史をたどってきたか?現在の土はどうなのか?全10章にもなる大作だが、どの章も読みごたえがり、考えさせられる内容だったので読むのに時間がかかりました。 「第一章 泥に書かれた歴史」 土壌を保全できなかった事が初期の農耕文明から古代 […]

  • 2023年4月23日
  • 2023年4月23日

科学哲学への招待(野家 啓一)

そもそも科学とは何か?と考えたいと思い手にとりました。 この著書は「科学史」「科学哲学」「科学社会学」の三部構成。 第一部は科学史。古代ギリシアの話が中心となります。その古代ギリシアの知識はアリストテレスに集大成され、16〜17世紀にはコペルニクスや […]

  • 2023年4月17日
  • 2023年4月17日

よくわかる土中環境(高田宏臣)

毛細管現象など、土の基本的な機能から説明してくれています。 そして、土中環境は土だけでなく、樹木や岩や菌などが複雑に絡みあっていておもしろいです。 また、土中には水脈(通気浸透水脈)といって血管のように張り巡らされた水と空気の通り道があります。川の下 […]

  • 2023年4月12日
  • 2023年4月12日

5人の名医が脳神経を徹底的に研究してわかった究極の疲れない脳

「予測と結果の誤差で脳は疲れる。解決するには目標を下げるか、努力をするか。」という文章にはなるほどと思いました。個人的にはどちらが正解って事はないと思いますが、努力するのが好きです。 ○○すべきという「べき思考」も脳を疲れやすくする原因と書いてありま […]