- 2024年6月16日
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M.F.アレン菌根の生態学
細菌、アーバスキュラー菌根菌(AM菌)資材が流行っているので読んでみました。AM菌は昔、VA菌とも呼ばれていたのでこの本ではVA菌と表記されています。 植物の様々な科に見られる植物と菌類の相利共生は、最も重要で最も理解されていない生物学的結びつきの一 […]
細菌、アーバスキュラー菌根菌(AM菌)資材が流行っているので読んでみました。AM菌は昔、VA菌とも呼ばれていたのでこの本ではVA菌と表記されています。 植物の様々な科に見られる植物と菌類の相利共生は、最も重要で最も理解されていない生物学的結びつきの一 […]
有機農業に関わっていたらよく目にする本です。 1962年に出版された「沈黙の春」は、当時の農薬の乱用による環境問題について警鐘を鳴らした本です。 科学哲学への招待(野家啓一)には「この本が出版された1962年はクーン『科学革命の構造』が出版された年で […]
「土壌学基礎基礎」など難易度の高い本も書かれている有名な農学者の本なので身構えましたが、読みやすい本でした。 冒頭で「農産物を同じように生産しているのに、慣行農業を営む農家が形見の狭い思いを持つのは不幸なことだとつくづく思った。」と書いてありますが、 […]
アメリカの小麦戦略が日本の食生活に与えた影響やその背景が詳しく説明されています。 「世界のパン籠」と言われるアメリカは常に大量生産し続けなければならない状況になってしまっていますが、大戦の終結から1953~1954年の大豊作により大量の余剰作物がでて […]
この本は、自然栽培について科学的なアプローチで解説しており、勉強になりました。特に根粒菌やAM菌の働きによって、窒素やリンを入れなくてもある程度の栽培が可能であることが想像できました。 また、自然栽培の方法として土壌中の蓄えられたリンを利用するという […]
この本は、栄養元素としてのミネラルとは違った視点でのミネラルの重要性に焦点を当てた内容で、非常に興味深い内容でした。 著者は、ミネラルが私たちの身体を構成し、岩石由来のミネラルから生まれていることを強調しています。これによって、ミネラルが生命体の誕生 […]
農耕と土はどのような歴史をたどってきたか?現在の土はどうなのか?全10章にもなる大作だが、どの章も読みごたえがり、考えさせられる内容だったので読むのに時間がかかりました。 「第一章 泥に書かれた歴史」 土壌を保全できなかった事が初期の農耕文明から古代 […]
農政の歪み、怠慢さ、稚拙さを指摘してくれている本です。 日本が開発した品種、みかん(愛媛38号)、ブドウ(シャインマスカット)、イチゴ(紅ほっぺ)などは中韓に略奪されっぱなしになっています。なぜ守れなかったのか?これらの品種を守れなかった事はこれから […]
著者のポッドキャスト聞いて読んでみました。 僕もいろんな農家を見てきて(自分自身も新規就農を目指していた)圧倒的に親元就農が有利なのが良く分かります。農業は承継産業という言葉も聞いた事があります。 といっても事業承継するのにも色々な問題を抱えている農 […]
イギリス人庭師の著者が植物に対する130の問に答えてくれています。Q&A方式でかつ各項目に挿絵がついていて分かりやすく楽しく読む事ができました。植物の種類は35万~150万だといいます。種類ですらあいまいであり、特徴も色んなものがいてなかなか覚えきれ […]