注目キーワード
CATEGORY

農業本

  • 2023年1月4日
  • 2023年1月4日

誰が農業を殺すのか(窪田新之助 山口亮子 著)

農政の歪み、怠慢さ、稚拙さを指摘してくれている本です。 日本が開発した品種、みかん(愛媛38号)、ブドウ(シャインマスカット)、イチゴ(紅ほっぺ)などは中韓に略奪されっぱなしになっています。なぜ守れなかったのか?これらの品種を守れなかった事はこれから […]

  • 2022年12月17日
  • 2022年12月17日

今日からはじめる農家の事業承継(2万人の跡継ぎと考えた成功メソッド) 伊東 悠太郎 (著), 竹本 彰吾 (著)

著者のポッドキャスト聞いて読んでみました。 僕もいろんな農家を見てきて(自分自身も新規就農を目指していた)圧倒的に親元就農が有利なのが良く分かります。農業は承継産業という言葉も聞いた事があります。 といっても事業承継するのにも色々な問題を抱えている農 […]

  • 2022年11月28日
  • 2022年11月28日

英国王立園芸協会とたのしむ植物のふしぎ(ガイ・バーター 著, 北綾子 翻訳)

イギリス人庭師の著者が植物に対する130の問に答えてくれています。Q&A方式でかつ各項目に挿絵がついていて分かりやすく楽しく読む事ができました。植物の種類は35万~150万だといいます。種類ですらあいまいであり、特徴も色んなものがいてなかなか覚えきれ […]

  • 2022年10月16日
  • 2022年10月16日

そのとき、日本は何人養える?食料安全保障から考える社会のしくみ(篠原信)

第1章では「日本だけでどれくらいの食料が生産できますか?」「なぜ化石燃料と食料が関係あるのですか?」という感じの質問を答えていく一問一答形式で分かりやすいです。20ページほどですが、この部分を読むだけでも概要をつかむことができます。 第2章以降はそれ […]

  • 2022年9月25日
  • 2022年9月25日

農家はもっと減っていい 農業の「常識」はウソだらけ(久松達央)

題名だけ見たら怒りを感じる農家もいそうなタイトルですが、国の食糧戦略として食糧を効率良く生産するためには農家はもっと減った方が良いという話が「第1章農家はもっと減っていい」に書かれています。 なぜ農業は淘汰、集約が進まないのか? 採算が合わなくなった […]

  • 2022年9月17日
  • 2022年9月17日

大地の5億年 せめぎあう土と生き物たち(藤井一至)

2015年に新書として発行された著書の文庫版。土壌の写真等がカラーになってとても見やすくなっています。 7年前に発行された書籍ですが、エネルギー危機、食糧危機の可能性を指摘する声が大きくなった今こそ貴重な資源である「土」と向き合うのに適した書籍だと思 […]

  • 2021年8月9日
  • 2021年8月9日

とれたてトマトがスーパーにならぶまで 流通のしくみ (教科書にでてくる産業と経済)  梅沢 昌太郎 (著)

図書館で別の本を読んでたら視界に入ってきて気になったので読んでみました。 流通に関わる基本的な事が挿絵とともに分かりやすく書かれてました。 読み進めてみると「政府米」「自主流通米」の説明が書かれていて「?」と思いました。 発行年を見てみると1990年 […]

  • 2021年7月12日
  • 2021年7月12日

ウンコはどこから来て、どこへ行くのか ──人糞地理学ことはじめ(湯澤規子)

「ウンコはどこから来て、どこへ行くのか」を読みました。 ウンコには「便」「糞」「下」「屎」と色んな表記がある。その中で「糞」は一節によると「畑に両手にまく」という意味がある。それは肥料として食べ物を土に還す行為。 江戸時代、人糞肥料は西洋からは嫌悪さ […]

  • 2021年7月12日
  • 2021年7月12日

生き物はどのように土にかえるのか: 動植物の死骸をめぐる分解の生物学(大園 享司)

アフリカゾウ死後4年間の観察から始まるこの本は、様々な分解者によって生き物はどのように腐っていくのかを解説してあって面白かったです! 土にかえるというより、一部は大空にかえり、一部は大海へかえり、そして一部は腐肉動物や微生物など他のいのちになるとの事 […]

  • 2021年7月12日
  • 2021年7月12日

なぜネギ1本が1万円で売れるのか?(清水寅)

題名見て買う気がしなかったけどオーディオブックにあったから聴いてみたらとても面白かった! 個人的には「なぜネギ1本を1万円で売るのか?」という題名の方がしっくりくる。 お気に入りは4章の「羊の世界を一歩も出るな」。 6次産業化はやっぱりレッドオーシャ […]