著者のポッドキャスト聞いて読んでみました。
僕もいろんな農家を見てきて(自分自身も新規就農を目指していた)圧倒的に親元就農が有利なのが良く分かります。農業は承継産業という言葉も聞いた事があります。
といっても事業承継するのにも色々な問題を抱えている農家は多いみたいです。
この本はそれを解決するヒントが得られると思いました。
親→子 子→親 の気持ち伝えるには?
承継するタイミグは?
事業承継の手順は?
など役にたちそうなノウハウが書かれています。
また、事業承継は100件あったら100通りあるとも書かれています。
何が正解というものはなく、色々試してより良い事業承継ができる農家が増えたらいいなと思いました。
そして、僕が特に進んで欲しいと思うのは第三者承継。
ポッドキャストには「終農」という言葉が使われていますが、その「終農」→「就農」の流れが
うまくいく仕組みができれば報われる新規就農者も増えると思います。
「第三者承継は「婚活」みたいなもの」という表現もいいなと思いました。
この本は事業承継に悩んでいる農家だけでなく、JA職員や行政の人にも読んで欲しい本だと思いました。