- 2020年8月19日
- 2025年1月12日
「第二章 のんびり定年後農家の章⑨(最終回)」~そして誰もいなくなった~
定年後農家さんの農場で働いていた70代のおじさんが交通事故で亡くなった。 即死だったらしい。 香典だけでもと思って、香典を定年後農家さんのもとに預けにいった。 そこに悪い有機農家さん現れ、定年後農家さんに罵声を浴びせる。 「自殺やないのか?」 「お前 […]
定年後農家さんの農場で働いていた70代のおじさんが交通事故で亡くなった。 即死だったらしい。 香典だけでもと思って、香典を定年後農家さんのもとに預けにいった。 そこに悪い有機農家さん現れ、定年後農家さんに罵声を浴びせる。 「自殺やないのか?」 「お前 […]
僕の田んぼは災害から逃れて稲穂が実りました。 稲刈りは定年後農家さんと一緒にする約束でしたが、色々な仕事が重なってなかなか時間が合わない。 そんなある日、お米の検査のアルバイト中に定年後農家さんと偶然出会った。 「そんなところで何やっとんじゃ~!!! […]
その日は友達の家で、 「すごい雨やな~」 と言いなが就寝した。 朝4時に電話が鳴る。和牛農家さんからだ。 「大変や!!!!」「牛が水につかってる!!!!」「助けにきて!!!!」「早く来て!!!!!」 普段は30分で行ける場所だが、土砂崩れと冠水、道路 […]
その頃僕はもっと農業の仕事をしたいという気持ちが強くなって工場の夜勤の仕事を辞めて企業系農業法人でのアルバイトをはじめた。(※ここでの話も別の章) しかし、新しく始めた農業アルバイトはどんなに頑張っても最低賃金(776円/2014年) 工場の夜勤の仕 […]
お米づくりをするには田んぼを耕すためにトラクターに乗れなければならない。 「教えてやる!○○時に来い!」 定年後農家さんに言われ、その時間に行くと農機具屋が待っていた。 定年後農家さんから教えてもらうと思っていたが、農機具屋さんから有料の指導員を派遣 […]
火災の原因は定年後農家さんの所で働いていたブラジル人。 定年後農家さんの紹介で近くの工場でも働いていた。 仕事中の不注意で火事になってしまったそうだ。幸い大惨事は免れたが、責任を感じてかバツが悪くなったからか、そのブラジル人はいなくなった。 ここで、 […]
そんなある日、従業員のブラジル人が定年後農家さんの家に怒鳴り込みにきた。 「給料がない、おかしい!給料をくれ!」 すると、そのブラジル人にだけ給料が支払われるようになった。 文句を言えば給料がもらえる仕組だと思って、僕も試しに文句を言ってみた。 する […]
タダ働きする理由 それは、自分たちの田んぼの管理をしてもらうことが引き換えだった。 タダで働く代わりに自分たちの田んぼの田植え、稲刈りなどをしてもらう契約。 本来なら、耕うん、田植え、稲刈り、乾燥、籾摺りなどに必要な機械を持っていない農家はお金を払っ […]
たかが300万円くらいの借金。 諦めることはなく、また勉強させてくれる農家を探した。 アテとしている農家が一人だけいた。悪い有機農家のおじさんの農場に出入りしていた農家がいた。 彼は洗脳されていると思われている弟子の女性を助けたくて頻繁に出入りしてい […]