従業員が一人亡くなっても普通に仕事は進みます。
そんな中、よく働くおじさんがいました。
年齢は60歳を少し超えているくらいです。
農場長の無茶な指示にもニコニコと応え、毎日楽しそうに働いていました。
おじさんの軽バンにはいつも自前の農機具が積まれています。
ここの仕事とは別に自分でも畑を手入れしていました。
彼は農業が非常に好きなのでしょう。
そんな元気なおじさんでしたが、彼も急死してしまいました。
仕事から帰宅中、電柱と衝突して亡くなりました。
農場長はまた強面のおじさんに責められます。
「おまえが無理させるからや!!!!」
たしかに、無理な仕事で疲れていて運転を誤ったのかもしれません。
しかし、農場長はやはり気にしていないように見えます。
「あいつは人が死んでも何とも思わない!!」
強面のおじさんは憤ります。