のつづき
「第四章 ブラック系?農業法人の章⑭最終話」~こうして就農するのをやめました~
のその後の話です。
野菜売りの仕事をしながら某農業法人でのアルバイトは続けていました。
そこで見たものは?
従業員が一人亡くなっても普通に仕事は進みます。
そんな中、よく働くおじさんがいました。
年齢は60歳を少し超えたくらい。
農場長の無茶な指示にもニコニコして応えて毎日楽しそうに働いていました。
おじさんの軽バンにはいつも自前の農機具がつんであります。
ここの仕事とは別に自分でも畑をしていました。
よっぽど農業が好きなのでしょう。
そんな元気なおじさんでしたが、彼も急死してしまいました。
仕事の帰宅中、電柱と衝突して亡くなりました。
農場長はまた強面のおじさんに責められます。
「おまえが無理させるからや!!!!」
たしかに、無理な仕事で疲れてて運転を誤ったのかもしれません。
しかし、農場長はやっぱり気にしてないように見えます。
「あいつは人が死んでも何とも思わない!!」
強面のおじさんは憤ります。
ブラック系?農業法人の章アフターストーリー⑦~農場長「死」について考える~につづく
