「ブラック系?農業法人アフターストーリー①」~最強のアルバイト~
のつづき
「第四章 ブラック系?農業法人の章⑭最終話」~こうして就農するのをやめました~
のその後の話です。
野菜売りの仕事をしながら某農業法人でのアルバイトは続けていました。
そこで見たものは?
強面のおじさんはすごく偉そうで風格もありました。
初めて農場に来られるお客さんには社長だと間違われるほどです。アルバイトなんですが。
しかし、偉そうなだけでなく実力も兼ね備えてました。
強面のおじさんは農場長の右腕のような立ち位置になってタマネギの皮むきの事業をどんどん改善していき出荷量も大幅に増えました。
そんなある日、ビニルハウスで農場長と強面のおじさん二人で何か作業をしていました。
おもしろそうだったので覗いてみると、堆肥づくりをしているようです。
タマネギの皮むきで捨てられるタマネギの残渣を堆肥化する実験をしていました。
興味があったのでその仕事は僕が担当させてもらう事になりました。
それも一応は成功してタマネギの皮むきで出る残渣の廃棄代をうかすことに成功しました。
そんな感じでこの農場はうまく周るようになってきました。
そして、強面のおじさんはつぶやきます
「この農場もだいぶ良くなった!今度は労働条件やな、、、」
イヤな予感がしました。
ブラック系?農業法人の章アフターストーリー③~亀裂~につづく
