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生き物はどのように土にかえるのか: 動植物の死骸をめぐる分解の生物学(大園 享司)

アフリカゾウ死後4年間の観察から始まるこの本は、様々な分解者によって生き物はどのように腐っていくのかを解説してあって面白かったです!

土にかえるというより、一部は大空にかえり、一部は大海へかえり、そして一部は腐肉動物や微生物など他のいのちになるとの事です。

日本で火葬が一般的になったのは第二次世界大戦後だそうですが、遺体を燃やすのはエネルギー効率的にとてももったいないなと思いました。

後半は植物の分解の話。落ち葉はカビやキノコにとってお菓子の家なんだな。