最終章、第四章は某農業法人での話です。最終章、第四章は某農業法人での話です。
「じゃあ、クビです。」
宣告して農場長はタマネギ小屋を出ていきました。
数十分後、一枚の紙をもって戻ってきました。
「これにサインしてください。」
それは退職届でした。
アルバイトとはいえ簡単にはクビにできない。
自分から辞めると言った事にしないといけない。
僕でもその程度の事は知っていました。
別に辞めてもよかったのですが、腹が立っていたので嫌がらせをしたくなりました。
「自分から辞めると言った訳でもないのにこれにサインするのはおかしくないですか?」
とサインを拒否しました。
「、、、、、、、」
しばらくの沈黙の後、
「出直してきます。」
と農場長はまた出ていきました。
しばらくするとまた戻ってきて無言でタマネギの皮むきを始めました。
余計な事で時間をロスしてしまったので農場長は必死にむいてました。
「第四章 ブラック系?農業法人の章⑭最終話」~こうして就農するのをやめました~につづく
