コンテナハウスに住んだ時の話です。大変な事もたくさんありました。
「コンテナハウスで暮らす 前編」のつづき。
住み始めて1年目の冬は寒い冬でした。
毎朝水道管が凍るのでトイレが流せない。
幸い近くにコンビニがあったのでそこにお世話になりました。
夕方には氷が溶けるのでシャワーには入れました。
冬が明けて春になりました。
日曜日。休みではないですが少し遅くまで寝ています。
すると、
「ガリガリ、ガリガリ」
という音で起こされます。
田舎には「日役」という村の人が無償で地域の草刈りや溝掃除をする役割があります。
僕は表向き違う所に住んでいる事にして「日役」から免れて寝ていたのですが、村の人達が僕のコンテナハウスのそばの溝掃除をしていました。
気まずくて外に出られませんでした。
夏は猛暑でした。
鉄の部屋なのでかなり暑くなります。
しかし、エアコン全開にしたら何とか 乗り越えられました。
秋にになると台風がやってきました。
予想より強い風。
夜中に「バタン!」と大きな音がしていました。
朝起きて見てみると。 シャワー室が倒れてました。
幸いガスの元栓は閉めてて大事にはいたりませんでしたが危ない所でした。
その次の冬は暖冬だったので快適に過ごしました。
そして、春になると加工事業を縮小する事に決めたのでコンテナハウスを移動する事にしました。
それを機に普通のアパートに住む事にしました。
2階建てアパートの畳部屋。
畳の上で大の字に寝そべって天井を見上げて思いました。
「やっぱり普通の部屋がいいな。」
おわり