メロン除草剤散布事件の被害者で有名な「寺坂祐一」さんの半生を描いた本です。
個人的にも寺坂さんの前著「直販・通販で稼ぐ!年商1億円農家」を読んだすぐ後だった事もあって、あの事件には驚きと憤りを感じました。
今回の「農家はつらいよ」は農業本というくくりにはおさまらない、北海道の貧乏農家の後づぎである寺坂さんの苦労しながら成功していく重厚な半生を描いた物語です。
ページ数も重厚で500ページ近い量でしたが、飽きる事なく読み終えました。
一家ほぼアル中という家庭内の苦労。
地域の人間関係の苦労。
そして除草剤散布事件。
さまざまな苦労を乗り越えて成功していく人間ドラマは非常におもしろかったです。
前著「直販・通販で稼ぐ!年商1億円農家」はこの苦労の中執筆していたとイメージしたらより身に付きそうに感じたのでこちらも読み返してみようとおもいます。