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「第一章 悪い有機農家の章③」~変な出資を要求される~

そんなある日、有機農家のおじさんから「出資をしてくれ」と相談される。

弟子の女性は「私は200万円出資しています。」

研修生の女性は「私は50万円出資しています。」

と続けざまに応える。

出資をしなければ農業ができないようだ。

仕方がないので、消費者金融や銀行のカードローンでお金を借りて200万円出資した。

たくさん出資したら早く一人前になれるような気がした。

有機農家はいい人というイメージなので騙されることはないだろう。

こうして3カ月が経ち、ようやくアルバイトを辞める事ができたので住み込みで本格的に農業の仕事をできる日がきた。

「第一章 悪い有機農家の章④」~初仕事はお見舞い~につづく