- 2021年6月30日
- 2023年9月10日
「第四章 ブラック系?農業法人の章⑭最終話」~こうして就農するのをやめました~
クビを宣告されたものの、まだ辞めたことにはなっていないみたいです。 とりあえず普通に出勤して、タマネギの皮むきをしていました。 とは言っても、さすがにこの状況で仕事を続ける気にはなりません。 仕事を探しました。 どこか他にも農業の仕事がないかと思い、 […]
クビを宣告されたものの、まだ辞めたことにはなっていないみたいです。 とりあえず普通に出勤して、タマネギの皮むきをしていました。 とは言っても、さすがにこの状況で仕事を続ける気にはなりません。 仕事を探しました。 どこか他にも農業の仕事がないかと思い、 […]
『じゃあ、クビです。』 と宣告されて、農場長はタマネギ小屋を出て行きました。 数十分後、一枚の紙を持って戻ってきました。「これにサインしてください。」それは退職届でした。 アルバイトとはいえ、簡単にはクビにすることができません。自分から辞めると言った […]
いくら僕がタマネギの皮むきが早くても、作業員はほぼ僕と農場長の二人だけです。 人手不足でタマネギの皮むきが追いつかなくなってきました。 どうしても間に合いそうにない日が出てきました。農場長は焦っています。 「パンチィーさん、明日はコンビニのバイトは何 […]
毎日、農場長の悪口を言っていた3人のおじさんのうち一人がとうとう辞めてしまいました。 もう一人はほとんど来なくなりました。 そして、最後の一人は『ワシはもうタマネギの皮むきはせん!』とストライキを起こしました。 仕方がないので、そのおじさんはタマネギ […]
植物がすくすく育つ農家にとっては、とても忙しい夏。 この農場では逆に仕事が少なくなりました。 夏野菜は技術と手間が必要で、管理する自信がないため、夏はソルゴーという緑肥を生育して土づくりに専念することにしたらしいです。 仕事がなくなったので、僕もつい […]