3流格闘家だった「パンチィー山内」が引退後、就農を目指すも数々の失敗を繰り返してきた話を書きます。
第０章は「格闘技を引退して農業をしよう。」と心に決めた時、まさかのチャンス、優勝賞金300万円のトーナメント出場の話がやってきましたが無残にも一回戦敗退してしまいました。
そのまま引退せず、その後また別の団体で試合が組まれた。
主戦場にしていた団体。対戦相手はライバル道場の若手選手。
そこで見事にKO負け。引退への引導を渡してもらいスッキリした。
このまま農業したいけどお金も無いし結婚相手もいるのでとりあえず就職して結婚しようと思った。
仕事を頑張ってもう少しで正社員になれそうになった時に事件が！
彼女が可愛がっていたオカメインコが脱走して行方不明になってしまった！
それによる悲しみとストレスで激しいケンカになり別れ話に発展して破局する事になった。
彼女が出ていく時に空調や照明など多くの電化製品を持っていからたので夜になったら真っ暗な部屋になった。
その暗い部屋の中で
「すべて失ってしまったんだなぁ」
「どうせ失ったのなら」
と思い、就職を諦め、お金がないまま農業の道を志す事に。
その結果、逆に300万円の借金を背負う運命が待ち受けているとは、、、
そして、気になる300万円の行方は、
自分と闘った優勝候補の選手は次の試合、韓国人選手に一本勝ち。
しかし、その次の試合は日本人選手に僅差の判定負け。
そして、その選手が300万円を獲得した！！
のではなく、
決勝戦が開催される前に団体のメインスポンサーが撤退して活動休止。
結局その300万円は誰の手にも渡らなかった。
おわり
