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閑話「就職にも失敗 後編」~どこにも就職できなくて勘当された~

  • 2020年6月17日
  • 2021年9月6日
  • 閑話

就農に失敗して借金をつくりました。夜勤の工場の仕事で順調に借金を返していくことができ、就職活動をはじめます。本当はまだ農業がやりたいのだけど、、、

「どうせ就職するなら農業の仕事がしたい!」

と思いとりあえず農業の求人を探しました。

農業の求人はなかなかない。隣の県に1件ありましたが応募したら落ちました。

めげずに次は

「野菜を売る現場の仕事を経験したら農業に活かせる!」

と思い地元の直売所やスーパーの求人を探しました。 これはそこそこ求人がある。

でも全部落ちました。

仕方がないので親に工場の仕事を紹介してもらいました。

「工場ならしっかり休みがあるので休みの日に家庭菜園でもして勉強しよう。」 「親の紹介なので落ちる事はないだろう。」

と思いながら受けました。

しかし、なんと!それでさえも落ちました。

格闘技の世界では一応プロとして活動していたのでそれなりに一目置いてもらえていたけど、社会的にはただのフリーター。 好きな事をしてきた人生はこんなにもハンデがあるのだと痛感しました。

しかし、唯一1次面接が受かった所がありました。ケーキ工場です。面接官が格闘技好きだったのです!!

前言撤回、好きな事ばかりしていてもプラスになる事はあるようです。

1次面接とはいえ、ようやく合格をもらえて喜んでいたそんな時、引退したはずの格闘技の試合のオファーが来ました。

借金と働き過ぎで頭がおかしくなっていたのか、格闘技にまだ未練があったからなのか分かりませんが、つい試合のオファーを受けてしまいました。

就職したら練習の時間を確保できないのでケーキ工場の2次試験は辞退しました。

格闘技復帰するのはもちろん親には内緒です。

そんは親に今度は警察官の試験を受けるように勧めされました。

警察官にはなりたくなかったので試験当日、さぼって格闘技の練習に行ったらそれが親にバレてとうとう勘当されてしまいました。

それは逆に自由を手にしたと解釈して、就職するのを諦めて農業系のアルバイトをしながらプロの格闘家として1年だけ復帰して、再引退後移動販売青果店として起業しました。

※格闘家として活躍した?話はまた別の話。

閑話「就職にも失敗」おわり